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薬剤性起因性胃炎:  ピロリ菌に次いで、胃炎を引き起こす原因となるのは薬剤による副作用です。

体の仕組み

 こんばわ(^^)

忘年会ラッシュのため注意していても胃もたれ気味です。

年齢的なことでしょうか? 

加齢により胃の機能は低下してきます。

・胃の粘液量は減り、胃を守れなくなる

・胃酸の分泌、蠕動運動も弱ってきます。

目の前にある美味しい食べ物を我慢するのは辛いので食べてしまいすね。

きちんと摂生に努めたいです。

 

今日は、薬剤性起因性胃炎についてです。

薬剤性起因性胃炎

 ピロリ菌に次いで、胃炎を引き起こす原因となるのは薬剤による副作用です。

代表的なのは非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)です。痛みのもととなる物質「プロスタグランジン」を作らせないようにするお薬です。しかし、このプロスタグランジンには胃粘膜の血流を良くしたり、細胞を修復したりする胃の防御因子としての働きもあります。そのため、プロスタグランジンが作られないと胃粘液の合成力が低下して、胃酸の攻撃に耐えられなくなって、薬剤性起因性の胃炎になってしまいます。

以下に胃腸障害を起こしやすい主な薬剤をまとめます。

 

自覚症状が胃の痛みのもの

・副交感神経興奮薬

消化管運動の促進、胃酸分泌促進作用がある

 

・末梢性交換神経抑制薬(降圧薬)

胃酸分泌促進作用作用がある

 

・前立腺がん治療薬・ホルモン製剤

胃の炎症を悪化させる恐れがある

 

・関節リウマチ治療薬

胃粘膜を直接刺激する

 

自覚症状が吐き気、嘔吐、胃の痛み

アスピリン

プロスタグランジンの生合成を阻害する他、アスピリン中毒では、初期に吐き気や嘔吐が起こることが多い

 

自覚症状が胃もたれ、食欲不振

・鉄剤

胃の粘膜を直接刺激する

 

自覚症状が胸焼け、げっぷ、酸っぱいものがこみあげる

・カルシウム拮抗剤

・ニトロ化合物

・テオフィリン

・抗コリン

ドパミン製剤

ジアゼパム

下部食道括約部を低下させ、さらに逆流性食道炎を生じさせる

 

自覚症状が、吐き気、食欲不振、胃痛

・テオフィリン

胃粘膜への直接作用また、テオフィリン中毒の初期症状

 

自覚症状が吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛

ジギタリス製剤

ジギタリス中毒の初期症状

 

自覚症状が吐き気、食欲不振

SSRI

SNRI

セロトニン再取り込み作用により起こると考えられる

服用初期におこりやすい

 

まとめ

 ・薬剤性起因胃炎は、ピロリ菌に次いで、胃炎を引き起こす原因となるのは薬剤による副作用です。

・代表的なものは、ロキソニンなどの非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)

 

たくさん薬を服用されている高齢者の処方箋には胃薬をよくみかけます(主観的)

薬のために薬を服用したくはないですね。