急性胃炎は、外因性と内因性がある。細菌やウィルスの感染によるものは、感染性胃腸炎と呼ばれる
こんばんは(^^)
胃の調子が悪い時の症状として、
・腹痛と胃の痛み
・胃もたれと胸やけ
・げっぷと悪心・嘔吐
と説明してきました。二日酔いについては、セルフケアで取り上げたので省きます。
今日から胃炎について説明していきます。
・表層性胃炎
・びらん性胃炎
・萎縮性胃炎
に分類されます。胃粘膜の欠損が粘膜層より深くえぐられてしまったものは「胃潰瘍」と診断されます。
まあ、市販の薬を買いに来る場合は、はっきり診断はできないですね。
急性胃炎は、急激な症状を伴った発症する胃の炎症です。げんいんがはっきりしていることが多いいです。さらに外因性と内因性のものがあります。
外因性胃炎
みぞおちあたりの強い痛み、胃もたれ、食欲不振、吐き気、嘔吐、胸やけなどの症状が現れます。急激に潰瘍にまで至ったときは、下血や吐血がみられることもあります。
内因性の急性胃炎
細菌やウィルスの感染によるものは「感染性胃腸炎」と呼ばれます。主な症状は、嘔吐と下痢です。嘔吐または下痢のみ場合、嘔吐の後下痢がみられる場合とさまざまで、症状の程度にも個人差があります。37〜38℃の発熱がみられることもあります。一般に予後は良好ですが、お年寄りや乳幼児が感染すると、嘔吐や下痢、発熱で脱水症状を起こすこともあるので注意が必要です。最近では冬に中心にノロウィルスの集団感染が起こり、その予防や対策がよびかけられていますね。
急性胃炎の主な原因
外因性
・薬材
抗がん材など
・食事
過剰な香辛料、暴飲暴食、アルコールなど
・過剰なストレス
手術、熱傷、外傷、侵襲的検査、
精神的ストレスなど
内因性
・ 細菌感染
腸管出血性大腸菌(O157)
・ウィルス感染
ノロウィルス、ロタウィルス、
アデノウイルス、札幌ウィルス
アストロウィルス
・ヘリコバクター・ピロリ急性感染
・寄生虫感染
・アレルギー性
食べ物(魚介類など)にアレルギーのある場合
胃炎かなと思ったら、何が原因か考えておくといいですね。適切な治療や薬選択に重要です。
今日もありがとうございます(^^)
明日は、慢性胃炎について書きます。