胃痛、胃部不快感の症状による選択〜急性のキリキリとした胃の痛みには、胃腸鎮痛鎮痙薬を!

胃痛、胃部不快感の症状による選択

①胃の痛み
急性のキリキリした胃の痛み、腹痛
→胃腸の過剰な動き(けいれん)
➡︎胃腸鎮痛鎮痙薬

 

急性の強い痛み+吐き気
→胃腸の過剰な動き(けいれん)
➡︎局所麻酔成分を配合する胃腸鎮痛鎮痙薬

 

急性、慢性の軽い痛み
→胃酸過多
➡︎制酸成分、胃粘膜保護成分

 

急性、慢性の中等度〜」や強い痛み
→胃酸過多
➡︎H2ブロッカー、胃酸分泌抑制成分

 

ストレスと関連した胃の痛み、神経性胃炎
→胃酸過多
➡︎安中酸配合の胃腸薬


②胃もたれ、胸焼け
・空腹時に胃もたれ、胸やけが起こり、食事をすると軽減する
・喫煙、カフェインの過剰摂取後
・香辛料など刺激のある食事の後
→胃酸過多
➡︎制酸成分、H2ブロッカー、胃液分泌抑制成分、胃粘膜保護成分

 

食べすぎた後
→消化不良
➡︎健胃成分、消化成分
☆胃酸過多が同時に起きているときは制酸成分も選択する

 

食べすぎでもないのに胃が終始もたれる
→蠕動運動低下
➡︎健胃成分、胃腸運動機能調整成分
☆胃酸過多が同時に起きているときは制酸成分も選択する

 

③食欲不振
→機能低下
➡︎健胃成分、消化成分、胃腸運動機能調整成分

 

 

④悪心・嘔吐、むかつき
アルコールの飲みすぎ
→悪酔い、二日酔い
➡︎健胃成分、基本的には水分を補給しながら自然によくなるのを待つ

 

乗り物酔い
➡︎乗り物酔いの予防薬


胃の症状から、自分で薬を選べたらいいですね。
今日もありがとうございます(^^)